和裁科(2年制)
プロ和裁士の技術を学び、着物の知識と和裁技術を身に付ける
ベーシックコース
まったく未経験でも学べるカリキュラム
当学園では、ほとんどの入学生が未経験で入学します。そのため、はじめての人でも安心して学べるように、針の持ち方、動かし方や道具の扱い方など基礎からしっかり学びます。
心強いオリジナル教科書・教材。
入学当初からスムーズに学ぶことができるように学園独自の教科書とテキストを使用します。
予習復習しやすく学習成果がより上がるようオリジナル教材を開発し、伝統の技を身につけるための教育環境を整備しています。
在学中に基礎基本の和裁技術・知識の習得を徹底。
応用や新しい創造を可能にするためには、まずは過去から継承してきている伝統技術をまず身につけることが大切です。当学園での2年間は浴衣、襦袢、袷長着など基本アイテムを中心に実習することで、プロ和裁技術の基礎基本を身につけます。
専門的にきものの知識を学ぶ
1年次では、初歩からきもの、日本の文様、色の知識などを学びます。2年次以降は、実社会で必要な、きものの流通やメンテナンスなどきものの専門知識を学びます。
1人1人の技術を伸ばす担任制によるマンツーマン授業
技術を身につけるには個人差がでてきます。そのため、1人1人の学習状況を把握でき適切な指導ができるよう担任制をとっています。
実習ではわからないところやうまくいかないところを先生に確認し、適切なアドバイスをもらいながら授業を進めていきます。
担任の先生と実践的な実習との相乗効果で技術力をよりアップできます。
2年目に(国)和裁技能士2級の取得も可能。
国家検定和裁技能士2級は、プロ水準の和裁技術の基準として全国的に評価が高い資格で、独立自営や就職で大変有利になる資格です。
当学園では最短(2年目)で和裁技能士2級の取得も可能です。
※「和裁技能士」の称号は、国家技能検定合格者のみ使用できる称号です。
教材費のかからない豊富な実践教材
当学園は伝統校の実績を活かして、様々なきもの企業と提携し産学協同システムを確立しています。この産学協同システムにより豊富で多種類のきものが学園から提供され実習することができ、各種技術検定の合格やプロとしての技術力・判断力を養うことができます。
産学協同システムのご紹介
これからの着物づくりは着る視点が大切。
着付けの技術も身に付ける。
着物は、自分の個性を発揮する文化ファッションとして着る人が増えています。そのため、これからの着物づくりは着る視点から考えるものづくりが大切となってきています。
当学園では1年生より着る視点を養うために着付を行い着付の技術を身に付けます。
日本文化を学ぶ
華道・茶道・香道など和の教養や、風呂敷の包み方や贈答の文化など幅広く日本の伝統文化を学びます。
古都奈良で学ぶ
学校のある奈良は、数多くの世界遺産があり歴史が息づく街で、伝統文化を学び、日本的な美意識を養うには最適の立地です。その立地を活かして工房見学、伝統芸能鑑賞、歴史のある寺院仏閣を訪れたり、着物を着て訪れる校外学習などで伝統文化を体感します。
カリキュラム
和裁科1年 | 和裁科2年 | ||
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和裁技術 | 和裁理論(基礎Ⅰ) | 和裁理論(基礎Ⅱ) | |
和裁実技(基礎Ⅰ) | 和裁実技(基礎Ⅱ) | ||
針の持ち方から、針の動かし方など基礎技術を初歩から繰り返してしっかり身に付け、きものの基本形は1人で縫いあげることができるように実技授業を行います。 |
きもの(袷長着)を確実に1人で縫いあげることができるように実技授業に取り組みます。スピード力を高め色々な生地を縫うことができるように実習を行います |
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資格
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資格
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企業臨地実習 | |||
きもの技法 | 着付Ⅰ | 着付Ⅱ | |
浴衣と半幅帯の結び方、袷着物と名古屋帯、訪問着と袋帯の着物の着方の基礎を学びます。 |
礼装用の二重太鼓、文庫・ふくら雀など変わり結びなど自装と他装の着物の着方を学びます。 |
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資格 |
資格
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専門理論 専門知識 |
きもの学Ⅰ | きもの学Ⅱ | |
色彩学Ⅰ | きものの管理 | ||
日本の文様 | きものの流通 | ||
染織基礎 | 時代テーマ | ||
資格
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資格
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教養 | 日本文化 | 日本文化 | |
資格 |
資格
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社会性 | キャリアガイダンス |
※年度により変更になる場合があります。